標準画像と移動平均は何が違うか
標準画像は固定された承認サンプルである。承認時の姿のままかを答える。移動平均は直近の画面で更新し、許された遅い変化にはついていけるが、欠陥が混ざるとそれを新しい正常にしてしまう。上限のない移動平均は標準画像の代わりにならない。
標準画像は固定された承認サンプルである。承認したときの姿のままかを答える。移動平均は直近の画面で更新し続け、許された遅い変化にはついていける。欠陥が混ざると、平均は欠陥を新しい正常としてしまう。上限のない移動平均は標準画像の代わりにならない。

平均は欠陥を覚えてしまう
毎フレームが平均に入ると、繰り返し出る汚れはだんだんテンプレートに見え、警報は消えていく。平均に入れてよいのは合格と判定されたフレームだけである。しかも最初の承認サンプルから、書いてある範囲しか動いてはいけない。たとえばごく小さい濃度変化である。その範囲を超えたら人が署名し直す。平均を歩かせ続けない。
固定の標準画像は自分では変わらない。欠点は、正当な遅い変化でも警報が出ることである。それは署名し直す信号であって、上限なしの平均に切り替える理由ではない。
どちらを使うか
| 目的 | 使うもの | 制限 |
|---|---|---|
| まだ承認したその一枚か | 固定の標準画像 | 正当な変化は署名し直す |
| ごく小さい遅い漂いを許す | 上限のある移動平均 | 悪いフレームは入れない。上限を超えたら止める |
| 警報が多すぎる | 先に上限なしの平均へ変えない | 灯光、材料、しきい値を調べる |
仕事替えの確認
- いま使っているのが固定サンプルか平均かを見る。
- 平均なら、承認サンプルから離れてよい上限を書く。
- 繰り返し欠陥を一枚入れ、数十枚のあとで消えないことを確認する。