飛び墨とは何か、なぜ余白にインクの点が付くのか

飛び墨は、インクがローラーの隙間で飛ばされ、細かい点が絵柄以外に、さらには機械や隣の紙に落ちる現象です。点が絵柄の外にあり、版に従って繰り返さないなら飛び墨です。点が絵柄の中にあり、周長で繰り返すなら、版やローラー上の汚れであり、飛び墨ではありません。高速時やインクが長すぎると最も飛びやすいです。

ベタ外側の余白に散らばる細かいインクの点

インクミストとは、インクがローラー間の隙間で飛ばされ、細かい点が画像部以外、さらには機械や隣接する紙に落ちる現象です。点が画像部の外にあり、刷版どおりに繰り返さないなら、それはインクミストです。点が画像部の内側にあり、周長ごとに繰り返すなら、版やローラー上の汚れであり、インクミストではありません。高速回転とインクの糸引きが長い状態が最も飛びやすいです。

ベタ部の外側の空白部に散在する細かいインク点

なぜ空白部に出るのか

インクの糸は、2本のローラーが離れるときに切れ、切れた先端が飛びます。速度が高いほど、インクの糸が長いほど、遠くまで飛びます。そのため、これらの点には刷版は関与せず、空白部、紙端、さらにはカバーにも付きます。紙上の点を拭き取っても、次の1分にはまた出ます。発生源はローラーの隙間にあり、紙の上にはないからです。

点が画像部の内側にのみ現れ、しかも回転ごとに同じ相対位置にあるなら、それは版やローラーに異物が一粒付着しているものです。繰り返し欠陥として周長を測ってください。インクミストの点は散在しており、前後の枚で位置が揃いません。

拭く場所を間違えないで

インク点の場所 前後の枚で位置が揃うか 対処
画像部の外で、機械にも付いている 揃わない 速度を下げ、インクの糸引きを短くする
画像部の内側の固定位置 揃う 周長を測り、版とローラーを確認する
紙の端に一列だけ 揃わない やはりインクミスト、またはローラー端部からのインク飛び。その端のインク量を確認する

今回まずやること

  1. カバーと空白部の端を見る。そこに新しい細かい点があれば、インクミストです。
  2. まず速度を下げて、点が減るか見る。減るなら、版を洗わない。
  3. 速度を下げてもまだ多いなら、この色のインクの糸引きを短くし、この速度の上限を記録する。

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