G7 グレーバランスと ISO ベタ許容はどこが違うか
ISO 12647-2 のベタ許容はシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック四つのベタの色差を見る。偏差はよく ΔEab 5。G7 は灰が中性か、階調がグレーバランス曲線に沿うかを見る。ベタ合格でも灰は偏り得る。一つの数で両方を代用しない。
ISO 12647-2 のベタ許容はシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック四つのベタの色差を見る。偏差はよく ΔEab 5。G7 は灰が中性か、階調がグレーバランス曲線に沿うかを見る。ベタ合格でも灰は偏り得る。灰合格でも一つのベタは外れ得る。一つの数で両方を代用しない。

それぞれ別を見る
12647-2:2013 表 7 ではベタ偏差は ΔEab 5、変動はシアン・マゼンタ・黒が約 4、黄が 5、色相差 ΔH は約 3。灰梯の中ほどが赤寄りか緑寄りかは見ない。G7 はグレーバランスと中性階調で判る。G7 Targeted はベタも与える:紙白 ΔE00 約 3.0、CMY 3.5、黒 5.0、RGB 重ね 4.2、灰の加重平均約 1.5、最大約 3。灰の列が G7 と「ベタだけ」の本当の差。
四色ベタが 12647-2 に入って灰が偏ることも、灰が正しく黄ベタが Targeted を出ることもある。報告は二列に分ける。一つの「合格」にまとめない。
契約はどちらを書いたか
| 契約 | 必ず見る | 穴埋めにできない |
|---|---|---|
| ISO 12647-2 ベタのみ | 四色ベタの ΔE と ΔH | 灰梯が正しく見えること |
| G7 | グレーバランス。Targeted はベタも | ベタ濃度だけ |
| 両方書いてある | 二列とも通る | 一列通ったので他も通ったことにする |
記録に書く
- ベタとグレーバランスを二行に書く。
- ΔEab か ΔE00 かを書く。
- ベタだけ通ったときに報告書へ G7 合格と書かない。