UV ニスの眩光をどう押さえるか

UV ニスの鏡面反射は画面を白で覆い、欠陥を隠す。交差偏光を使うか、反射がレンズに入らない角度へ灯を移す。露出を足して白の中を見ない。周囲が先に飽和する。眩光を押さえてからしきい値を決める。

ニスの反射が図柄を沈めている

UV ニスの鏡面反射は画面に白い面を敷き、欠陥を覆う。交差偏光を使うか、反射がレンズに入らない角度へ灯を移す。露出を足して白の中を見ようとしない。周囲が先に飽和する。眩光を押さえてから、しきい値を話す。

ニスの反射が図柄を沈めている

白の中に階調はない

ニスは鏡の層である。反射がレンズに向くと、その画素は上限に達し、ピンホールもハジキも同じ白になる。しきい値を締めても読める差が無い。灯を移す。反射はレンズの外へ行き、ニスは暗い面になり、テクスチャが戻る。灯を移せないときは、灯の前とレンズの前に偏光板を一枚ずつ、方向を交差させる。鏡面光は遮られ、散乱は残る。

露出を足すと白は広がる。露出を減らして残りが真っ黒になるなら、ダイナミックレンジが足りない。先に角度を変える。真っ黒と真っ白の間で妥協しない。

処理の順

画面 先にすること 先にしないこと
大きな飽和白 灯の角度を変える 露出を足す
局部の輝点だけ残る 交差偏光 しきい値を緩める
眩光が消えても欠陥が見えない 分解能としきい値を見る 灯を正面に戻す

仕事替えの確認

  1. ゆず肌またはピンホールのあるニス見本で、白の中に隠れていた欠陥が今出るかを見る。
  2. 画素が上限に達した広い面が無いことを確認する。
  3. ニスの無い仕事では偏光を外すか角度を戻し、画面が暗くなりすぎないようにする。

関連記事

Written by

Editorial Team

Print quality & inspection specialists

We write about print quality inspection from the production floor: defects we have seen, standards we work against and equipment we have evaluated.

Related articles

一巻の長さに沿って並ぶ欠陥点
検査技術

欠陥マップとは何か、何を残すべきか

欠陥マップはこの巻の各欠陥の位置図である。点には巻に沿ったメートル、操作側からの距離、種別、寸法、サムネイル、時刻、巻番号、人が確認したかが要る。総図だけで中身...