拡散光では見えない白環汚れを出す光の角度
低角度の斜光は、拡散光では平らに見える白環の汚れを出す。欠肉の縁が影になる。拡散光は色向きで、浅い表面欠陥には向かない。正面の拡散灯だけだと漏れる。低角度を足し、明るさで角度を代用しない。
低角度の斜光は、拡散光では平らに見える白環の汚れを出す。欠肉の縁が影を残すからである。拡散光は色を見るのに向き、この浅い表面欠陥には向かない。全数検査が正面の拡散灯だけだと浅い汚れは漏れる。汚れを見るときは低角度の光を一路足す。明るさを上げて角度の代わりにしてはいけない。

正面光が洗い流す理由
汚れはごく浅い欠肉か、押し出されたインキの輪である。高低差は小さい。正面から均一に照らすと周囲と同じ明るさになり、カメラは差がないと見る。光が低い角度で擦ると縁の影が長くなり、白環が画面に出る。拡散灯を明るくしても両方が一緒に明るくなり、差は小さいままである。
色の測定はこの低角度を嫌う。光沢を強調するからである。色は拡散または 45 度、汚れは斜光。二系統を一路にまとめて両方を中途半端にしない。
灯の配置
| 見たいもの | 光 | しないこと |
|---|---|---|
| 白環、圧痕、浅い傷 | 低角度 | 拡散灯を明るくするだけ |
| ベタの色 | 拡散または規定角度 | 斜光だけで色を判定 |
| 両方 | 二路、時分割可 | 一路の妥協角度 |
稼働前の確認
- 既知の浅い汚れを、拡散灯だけ点灯して画面にあるか見る。
- 無ければ低角度を足す。先にしきい値を緩めない。
- 色を見る一路が、低角度光に同時に照らされていないことを確認する。