フィルム上の冷却ロール跡の見分け方
冷却ロール跡は、フィルム上に冷却ロールの円周に合わせて繰り返し現れる圧痕または光沢差で、インキ層は多くの場合まだ完全です。繰り返し長さが冷却ロールと一致するなら、印刷版を洗う必要はありません。ロールに汚れ、温度ムラ、または押し付け過ぎがあると、フィルム面に輪状の跡が付きます。
冷却ロール跡は、フィルム上で冷却ロールの周長ごとに繰り返す圧痕や光沢差で、インキ層は多くの場合まだ完全に残っている。繰り返し長さが冷却ロールと一致するなら、版を洗ってはいけない。ロールに汚れ、温度ムラ、または強すぎる押し付けがあると、いずれもフィルム表面に周期的な跡を付ける。

印刷欠陥と切り分ける
印刷欠陥は網点やベタ部のインキを変化させる。冷却ロール跡はどちらかというとフィルム表面を変化させる。斜光では楕円の連なりや一本の圧痕が見え、正面から見ると色はほとんど同じ。未印刷フィルムにも現れる。未印刷部に同じ周期があれば、版を除外できる。
周長はやはり冷却ロールの直径×3.1416で求める。フィルムは少し伸びるので、数ミリの差は許容範囲だ。冷却ロールではなく版と一致するなら、版とアニロックスロールに戻る。
ロール上の問題は何か
| 印刷の見え方 | 未印刷フィルム | まず確認 |
|---|---|---|
| 等間隔の圧痕、インキは残っている | ある | ロール面の汚れや突起 |
| ロール周長で繰り返す曇った帯 | 光沢が異なる | 温度と圧力 |
| 柄の中だけインキが欠ける | ない | 冷却ロールではない、印刷に戻る |
今回はまずこれをやる
- 斜光で未印刷フィルムに同じ周期がないか見る。
- あれば周長を測り、冷却ロールとのみ照合する。
- ロール面を清掃するか圧を下げた後、次の周回でまだ残るか確認する。版には触らない。