どんなモアレが検査システムに欠陥として検出されるか
モアレは、2組の規則的なスクリーン線が重なってできる縞です。印刷物に実際にこの縞があり、承認サンプルにはない場合、検査はアラームを出すべきです。承認サンプルと印刷シートのどちらも目視では見えず、カメラ映像にだけある場合は、カメラと網点の干渉であり、印刷シートを不良品として扱ってはいけません。まず印刷シートを機外に取り出して確認し、それからスクリーン線角度を変えるかカメラを変えるかを決めます。
龟紋は2組の規則的なスクリーンが重なってできるモアレ。印刷物上に実際にこのモアレがあり、しかも承認サンプルにはないなら、検査はアラームを出すべき。承認サンプルと印刷シートのどちらも肉眼では見えず、カメラ画面にだけあるなら、それはカメラと網点の干渉であり、印刷シートを不良品にしてはいけない。まず印刷シートを機外に取り出して見て、それからスクリーン角度を変えるかカメラを変えるかを決める。

2種類のモアレ
印刷モアレは、2色のスクリーン角度が近すぎるか、スクリーン角度と絵柄内の細線が近すぎることから生じる。これは紙上に実在し、カメラには依存しない。紙を角度を変えて回しても、モアレは残る。この場合は色分解角度かスクリーンを変更する必要があり、印刷機上でインキを足すとモアレが余計に目立つだけ。
カメラモアレは、サンプリングと網点周波数が近いために、画面内に明暗の斑が現れる。同じ紙を手に取ると均一である。この場合はカメラの解像度や角度を変えるか、システムに承認サンプル時点で使っていたサンプリング設定を使わせる必要があり、機械を止めてインキを変えるのではない。カメラモアレを欠陥として設定すると、オペレーターは誤報に埋もれてしまう。
どちらを直すべきか
| モアレの場所 | 機外で印刷シートを見る | 対応 |
|---|---|---|
| 紙上にあり、承認サンプルにはない | 見える | 印刷モアレ、スクリーン角度を変更 |
| 検査画面にだけある | 見えない | カメラ干渉、取り込み設定を変更 |
| 承認サンプルにもあり、印刷シートも同じ | 見える | 今回の欠陥ではない。承認サンプルで許容されているものか確認する |
今回はまずこれを行う
- アラームが出たら印刷シートを取り出し、画面から離れて見る。
- 紙上にないなら、機械を止めてインキや版を変更しない。
- 紙上にあり、承認サンプルにないなら、この一対のスクリーン角度を製版に差し戻す。