裏移りはいつクレームになるのか
裏面に前の枚の裏写りが見え、しかもその裏写りが白地、文字、または次の色の上に乗っているなら、それはすでにクレームです。顧客が開梱するのを待ってはいけません。大ベタの裏面だけに触って分かるインキの層があり、白地はきれいな場合は、乾燥不良として工場内で処理できます。判断は裏面だけを見て、表面が濃いかどうかは見ません。
裏面に前の枚の裏移りが見え、しかもその裏移りが白地、文字、または次色の上に乗っているなら、すでにクレームです。顧客が開梱するまで待ってはいけません。大ベタの裏面だけに触れて分かるインキ層があり、白地はきれいな場合は、乾燥の問題として社内で処理してかまいません。判断は裏面だけを見て行い、表面が濃いかどうかは見ません。

なぜ裏面に付くのか
インキがまだ乾いていないのに、次の枚が重なり、表面のインキが次の枚の裏面に移ります。大面積ベタ、乾燥が遅い、排紙の山が高い、パウダー不足は、いずれもこの時間を短くします。枚葉機では排紙の山を、巻取機では巻き戻しや次工程の圧印で湿ったインキが裏面に押し付けられるのを確認します。
クレームになるかどうかは、あなたがインキの色が良いと思うかではなく、裏面のその裏移りが見えるかどうかで決まります。白地に淡い裏移りがあるほうが、濃色ベタの裏面に薄いインキ層があるより、返品されやすくなります。
いつ停止しなければならないか
| 裏面 | 顧客に見えるか | 対応 |
|---|---|---|
| 白地、バーコード、または文字に裏移りがある | 見える | 停止し、この束は出荷できない |
| ベタの裏面だけに薄いインキ層があり、白い余白はきれい | 通常は見えない | パウダー、積み高さ、乾燥を変え、抜き取り確認後にリリース |
| 裏移りが次色の網点に乗っている | 見える、しかも色が変わる | 不良品として扱い、パウダーを追加するだけで済ませない |
今回はまずこれを行う
- 各束で数枚めくり、裏面の白い余白だけを見ます。表面の校正紙だけを見てはいけません。
- 白い余白に裏移りがあれば停止。まず積み高さを下げ、乾燥を確認し、その後でリリースできるかどうかを話し合います。
- そのときのパウダーと排紙高さを記録し、次回同じベタ面積率ではこの数値をそのまま使います。